Yuya Sasaki of New Site 2

佐々木優也選手

トレーニングの進捗とレース

・第1週(4/26-5/2)

現在のパフォーマンスレベルを測定するために約15分のタイムトライアルを実施した。2007年時の測定値と、TT結果から現在のLT時のパワー値を270Wと決定。
今年の最初の目標レースを6/7の富士山ヒルクライムレースとした(5/31には美山ロードレースに参加する)。
大学とアルバイトかけもちの生活の中でのトレーニングとなるため、生活スケジュールの中でトレーニングスケジュールを構成した。主に中強度のメディオとソリアが中心となる。

・第2週(5/3-5/9) メディオ、ソリアをそれぞれ週2日

・第3週(5/10-5/16)メディオ2日、ソリア1日、スプリントインターバル1日

・第4週(5/17-5/23)メディオ1日、ソリア1日

・第5週(5/24-5/30)メディオ2日、ソリア2日、プログッレシオーネ2日

5/31美山ロード

 MBKカップ美山ロードレース カテゴリー1+U23(距離/70.7km (10.1km x 7周)で5位
 ラスト5周まで集団内で走行、6周目の登り区間で追走集団を形成するためにブレークした。先行していた3人の選手には追い付かず、追撃集団の中でのスプリントゴール。

・第6週(5/31-6/6)メディオ2日、ソリア1日、レース1日

6/7 富士ヒルクライム

タイム 1h13min
レーススタート時にかなり高いパワー値で走っていて、スタート時のオーバーペースが原因で大きくタイムを落としてしまった。グラフでは、スタートして最初の最初の5分まででパワー値が400Wを超えている区間が1分近くある事がわかる。仕事量はこの区間で急激に上昇し、その後ペースダウンしてしまったため、緩やかになっている事がわかる。
ロードレースと違い、タイムトライアルやヒルクライムでは一度身体に高負荷を掛けてしまうと、ペースを落とす以外に回復する道はない。結果としてタイムを落としてしまう。
スタート時のオーバーペースを防ぐために、パワーメーターは非常に有効なツールとなる。周りの選手は猛ダッシュで抜き去っていく、体感的にはかなり低い負荷。しかし登りではかなり高いパワー値を出しているのです。
次回の栂池ではこの改善をアドバイスした。

第6週(6/7-6/13)メディオ3日,ソリア3日,スプリント1日、レース1日

6/14全日本実業団個人タイムトライアル選手権(長野県 栂池高原)

 総合20位
 決勝のタイムトライアルの仕事量曲線をグラフに示す。傾きは概ね一定に近くなり(富士から改善された事がわかります)、スタート直後の一時的な猛ダッシュをしないようにし、タイムトライアル全体に渡って一定パワーを維持している事がわかる。
予選、決勝ともレース全体に渡ってほぼ同じパワー値を維持し、2本目の決勝でもパワー値を落とす事がなかった。5月からトレーニングを再開して、ようやくベースができつつあると考えている。
また今回の結果からLT時のパワー値が向上している事が確認できたので、本人の調子をみながら、トレーニング時の設定パワー値を上げてゆく。

第7週(6/14-6/20)メディオ2日,ソリア1日,スプリント3日、レース1日

レースに毎週参加するようになった。レースでこなす仕事量と、トレーニングで実施している仕事量には大きな開きがあります。レースでは練習ではなかなかできない強度で走っている事がわかります。練習で高い強度をこなせなければ、レースでは走れないのです。

6/21 全日本実業団西日本サイクルロードレース

トレーニング開始後、初めての長距離レース(172.2km)。
前半のペース変動には比較的楽につけたが、115km地点で落車に巻き込まれ、再スタート。集団を追ったが、もう脚が残っておらず、DNF(出走者136名/完走20名)。
距離の長いレースでは、大きく動かなくても脚はだんだんと消耗してゆく。トレーニングレベル(強度)、トレーニング量に応じて「使える脚」の量は増えてくるが、現時点ではまだ勝負に加われる脚の準備はできていなかった。

第8週(6/21-6/27)メニュ実施なし、レース1日

雨のレース(6/21)で風邪を引き、メニュ実施はなく、6/28の全日本選手権に備えて、脚を回す練習を中心に実施。

全日本選手権Elite (6/28 広島)

DNF
現状ではまだ完走も厳しい結果であった。比較のために、同時にこのレースを走った他の選手の仕事量を載せる(青線が佐々木選手)。レーススタートして50分まで(3周途中まで)は頻発するブレークに反応する集団内で大きなパワーを発揮しているが、3周目の後半からついていけなくなった。また佐々木選手は緑線の選手に比べて体重が軽いため、通常ならば仕事量は減るはずであるが、常に大きくなっている。広島のコースはアップダウンとコーナーの連続するコースであるが、このようなコースのレースにおいて、集団内での位置取りなど他の選手よりも脚を使う状態で走っていたと考えられる。

第9週(6/28-7/4)レース1日、メディオ2日、ソリア2日
第10週(7/5-7/11)メディオ1日、ソリア1日

この週より大学の試験期間が始まり練習量は少なくなる。この練習量の少ない状態は7月末日まで続く。

第11-13週(7/12-8/1)

試験期間のため、トレーニングはなし。

第14週(8/2-8/8)

8/3よりトレーニングを再開。

Menu-Sasaki-2009-May.JPG 1週間毎に各メニュ量を積算
Miyama-AvePower.JPGMiyama-PowProfile.JPG
美山ロードにおけるパワー値
MtFuji-Power-2009-6-7-10min.JPGMtFujiWork.JPG
Mt.富士ヒルクライムにおけるパワー値
2009Tsugaike-TT2.JPG
栂池決勝の仕事量曲線
Menu2009June.JPG
2009/4-2009/6/21までのトレーニング量(メニュ実施量)
2009-6-21JBCF.JPG
2009/6/21全日本実業団西日本ロード
Menu2009June2.JPG
2009/4-2009/6/27までのトレーニング量(メニュ実施量)
2009-JChampship-Sasaki-compare.JPG佐々木選手仕事量2009-JChampship-Sasaki-dist.JPG
2009/6/28全日本選手権
Menu2009-5thJuly.JPG2009/7/5までのメニュ実施量
2009/4-2009/7/5までのトレーニング量(メニュ実施量)

クリックすると拡大します。